長寿祝いのプレゼントで避けた方がいいものは?

長寿祝いのプレゼントを人に贈りたいけれど、どんなものを選ぼうか迷っているあなた。

避けた方がいいと言われているものがあることは知っていますか?
今回は、長寿祝いのプレゼントにふさわしくないとされているものをご紹介します。

避けた方がいいプレゼント

避けた方がいいのは、縁起が悪いもの、失礼に当たる場合があるものなどです。

これらのプレゼントをもらっても特に気にしない方もいますが、非常に気にする方もいます。
本人がどう思うかよく分からない場合は、避けておくのが無難です。

櫛は、縁起が悪いという理由で、昔からプレゼントにはふさわしくないとされています。
「苦」や「死」を連想させるからです。

本人が櫛を欲しがっているなら別ですが、
昔の慣習をよく知っている世代の方に贈るものとしては、避けた方がいいでしょう。

刃物、割れ物

包丁やハサミなどの刃物類は、
「縁を切る」を連想するという理由で、プレゼントには適しません。

ハンカチ

ハンカチは、「手巾(てぎれ)」とも言います。
「手切れ」を連想させるため、昔から縁起が悪いとされてきました。
縁起を重視する方には、贈らない方がいいでしょう。

最近では、色や柄のあるハンカチは実用的なプレゼントとして贈られることも多いですが、
無地の白いハンカチだけは贈るのを避けましょう。

白いハンカチは、亡くなった人の顔にかける白い布を連想させます。
そのため、プレゼントにはふさわしくありません。

縁起が悪いとされる花

プレゼントとして花束を贈りたい時には、
縁起が悪いとされる花を知っておきましょう。

葬儀に使われることの多い菊や百合、
花が落ちるのが「首が落ちる」様子と似ている椿、
「死」「苦」の語呂合わせとなるシクラメンなどは、贈り物としては縁起が悪いといわれます。

また、白い花束は葬儀を連想させるため、避けた方がいいようです。

お茶

お茶は香典返しによく使われるため、お祝いのプレゼントとしてはふさわしくない場合があります。

プレゼントにお茶を贈りたい時には、
おしゃれなパッケージに入ったものなど、華やかなものがおすすめです。

寝具

寝具やパジャマは、「寝たきり」を連想させるため、
特に高齢の方への贈りものとしては、ふさわしくないといわれています。

実用的なプレゼントですが、本人が欲しがっている時以外は避けた方がいいでしょう。

鉢植えの植物

鉢植えの植物は、「根付く」から「寝付く」を連想させます。
そのため、長寿祝いとしてはふさわしくありません。

文房具、時計、鞄

文房具や時計や鞄は、「勤勉」を連想させるそうです。
「もっと勤勉に働きましょう」というメッセージに取られかねないので、避けておきましょう。

履物、敷物、下着

靴やスリッパなどの履物や、絨毯などの敷物は「踏みつける」、
靴下や下着は「見下す」という意味があるとされるようです。

そうしたイメージを重視する方には、贈るのを避けましょう。

杖、老眼鏡、補聴器

杖や老眼鏡や補聴器は、実用的ですが、老いを感じさせるものでもあります。
人によっては、こうしたものを贈られると嫌な気持ちになってしまうこともあるでしょう。

必要そうだし使ってほしいと思っても、
長寿祝いの場面では、本人から欲しいと言われない限り、避けておくのが無難です。

避けた方がいいものを知っておこう

長寿祝いのプレゼントとしてふさわしくないと言われるものを紹介しました。

せっかくプレゼントを贈っても相手の気分を害してしまう、という悲しいことが起こらないよう、
避けた方がいいものをぜひ知った上で、プレゼント選びをしてみてくださいね。

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